移動タンク貯蔵所等の立入検査を行います
例年、11月1日から11月30日までの期間を中心に、全国で移動タンク貯蔵所等に対する消防職員による立入検査を行っています。
今年も総務省消防庁から「移動タンク貯蔵所等に対する立入検査の実施について」が発出されました。
立入検査の重点項目等は次のとおりです。
- 1.移動タンク貯蔵所に関する項目
- (1)位置、構造又は設備の変更に係る変更許可申請の周知徹底(常置場所、注入ノズル及びホース設備等の無許可変更等)
- (2)定期点検(特に5年以内の期間ごとの漏れの点検)の実施及び点検記録等の備え付けの徹底
- (3)電気設備又は接地導線の維持管理の徹底(断線の有無の確認等)
- (4)危険物取扱者の保安講習受講、乗車及び免状携行の徹底
- 2.危険物運搬車両に関する項目
- (1)運搬する危険物に適応する消火設備の設置の徹底
- (2)転倒・落下防止措置をはじめとした適切な積載方法の徹底
- 3.危険物運搬車両におけるイエローカード等の携行
- 必要なイエローカード等の携行の徹底
これらを参考に、移動タンク貯蔵所等を所有する事業所の危険物取扱者等は、今一度、車両等の点検を行ってください。